音楽、その総ての垣根を超えて、その時だけの景色を描き出すSound-Paiting。ニューヨーク・アンダーグラウンドでその手法を学んだ小西遼が、帰国後にその経験をもとに立ち上げた実験的企画”Tokyo sound-painting”。指揮者から繰り出される数十種類に及ぶボディジェスチャーから、各々のミュージシャンが思い描く音を縦横無尽に重ね合わせ、色彩豊かにその日だけの音楽を紡ぎあげている。メンバーには東京を拠点とする幅広いジャンル・キャリアを持つミュージシャン達を迎え、それぞれの出自であるジャズ・ロック・ラテン・クラシック・アンビエントなど、非常に多岐に及ぶ音楽ジャンルの欠片が公演ごとに見え隠れし続けている。不定期ながらもその活動は5年に渡り続けられ、コアなファンを獲得し続けてきた。また、演奏だけでなくワークショップも開催し、Sound-Paintingのもつ魅力を音楽経験者・未経験者など別け隔てなく広めている。



Sound Paintingとは

フランスの現代作曲家Walter Thompsonが考案した即興作曲手法。プレイヤーはサウンドペインターのハンドサインによる指示に対応した即興表現を行い、パフォーマンスを展開していく。

◆メンバー
sound painter 小西遼
trumpet 石川広行
baritone saxophone 本藤美咲
piano 杉本亮
guitar 小金丸慧
drums 秋元修
percussion 高良真剣