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スケジュール

05/06
MON

MIMINOIMI – Ambient / Week- DAY1 “サウンドスケープから環境音楽を問う”

ACT : 鳥越けい子、永田壮一郎、小沼純一
OPEN/START
18:30/19:00
LINE UP
鳥越けい子、永田壮一郎、小沼純一
TICKET
前売¥4,000
当日¥5,000
入場時1ドリンク700円
Peatix

フェスティバル初日となる5月6日は、「サウンドスケープから環境音楽を問う」と題して開催されます。サウンドスケープ概念が1970年頃、シェーファーによって提唱されたカナダの情況について調査研究し、帰国後は日本独自の文脈でサウンドスケープ思想を思索、実践してきた鳥越氏が先ず、自分自身とサウンドスケープ思想の関係についてレクチャーを行います。続いて、音楽家の永田壮一郎を招き、鳥越氏とその仲間たちが1980年代中頃に録音した神田の街の音を、現在のまちの音と多層的に交錯させながら、鳥越氏自らがプロデュースするライブパフォーマンスを行います。さらに、翌日5月7日にも出演する小沼純一氏との間で、即興的な対話を繰り広げます。

 

通し券

全日程に来場可能な通し券を発売します。下記Peatixページにてお買い求めください。
※購入されたチケットのキャンセルは理由の如何を問わずお受けできません。

Peatix

  • 限定5枚 ¥12,000-
  • 7日間のイベント、全てに参加できます。
  • ​整理番号は、各日販売よりも前の扱いとなります。
  • 入場時にドリンク代(700円)が必要です。
  • 5/12のイベントは予約が必要です(入場料はかかりません)。
  • 5/12のイベントは入場時にドリンク代以外にフード代(カカオ)がかかります。
  • 開催時刻、出演者等は各日イベントサイトでご確認ください。

上記リンクから購入できる1日券に加え、全日程に来場可能な通し券も発売します。各イベントのPeatixにてお買い求めください。
※購入されたチケットのキャンセルは理由の如何を問わずお受けできません

 

鳥越けい子

東京藝術大学大学院音楽学修士過程、カナダ・ヨーク大学芸術学修士課程修了。サウンドスケープをテーマに、各種プロジェクトに理論と実践の両面から関わり、学術・アート・デザイン等の枠組みを超えた活動を展開。近代文明の枠組みを超えるサウンドスケープ概念の可能性を追求している。青山学院大学名誉教授。主な参加プロジェクトに、みみのオアシス、瀧廉太郎記念館庭園整備計画、富山県立山博物館:五響の森まんだら遊苑、池の畔の遊歩音楽会。主な著述に『サウンドスケープ:その思想と実践』鹿島出版会、『サウンドスケープの詩学:フィールド篇』春秋社 、『触発するサウンドスケープ―<聴くこと>からはじまる文化の再生』(共著)等がある。http://www.keikotorigoe.com/

永田壮一郎

永田壮一郎

2002年 より個人のプロジェクトとしてKIJIMA SOUND SYSTEMをスタートする。
2005年 ビルケンシュトックのホームページ用の楽曲制作。
全国三都市で開催されたスヌーピー展にデザイン会社ドラフトの企画で楽曲制作。
2011年 KIJIMA SOUND SYSTEMのファーストフルアルバム「MONO」を発表する。
2014年より3年間 瀬戸内国際芸術祭の一環として観香川県で行われるアートイベント「よるしべ」に参加。
ジャズボーカリスト稲葉照美のアルバム「いまここから」にサウンドプロデューサーとして参加。
北海道札幌市のアーティストインスクール事業に招聘され2週間札幌市内の小学校に滞在。
2017年 中国の音楽家、孫大律と現代アーティストBoatと中国七都市をまわる。スプリットのツアーを敢行。
2018年 キリンビバレッジの「世界のKitchenから」のブランドテーマ曲を制作。
北海道札幌市のアーティストインスクール事業に招聘され2週間札幌市内の小学校に滞在。
ニューヨークにレコーディングと演奏に作家であり友人の康夏奈にあてたアルバム「Pour K」をリリース。
上海の現代アーティストBoatと共に「Pour K」ツアーを敢行。

 

小沼純一

音楽を中心にしながら、文学、映画など他分野と音とのかかわりを探る批評を展開。現在、早稲田大学文学学術院教授。音楽・文芸批評家。音楽系著作に『小沼純一作曲論集成』『武満徹逍遥』『バカラック、ルグラン、ジョビン 愛すべき音楽家たちの贈り物』『ミニマル・ミュージック その展開と思考』『魅せられた身体 旅する音楽家コリン・マクフィーとその時代』『映画に耳を』『音楽に自然を聴く』『本を弾く』他。創作に『sotto』『しっぽがない』『ふりかえる日、日』『しかが』ほか。編著に『武満徹エッセイ選』『高橋悠治対談選』『ジョン・ケージ著作選』『柴田南雄著作集』ほか。

2024年5月、MIMINOIMI – Ambient / Week- 第2弾を開催

MIMINOIMI

2023年に実施された都市型フェスティバルMIMINOIMI -Ambient / Week-において、日本におけるアンビエントを多角的に検証したMIMINOIMIは、2024年5月、環境音楽というヒントを出発点として、激変を続ける我々を取り巻く世界を聞き、考えていくため、同イベント第2弾として、MIMINOIMI Ambient / Week “Environmental mood”を開催します。

環境音を用いたり、シンプルなメロディーや曲構成により知られる環境音楽は、アンビエントミュージックの日本版と捉えられることも多いですが、80年代当初には、サウンドスケープ、サウンドアート、サウンドデザイン、サウンドエデュケーション・スタディーズなどの多様な領域を包含する、広がりのある実践であったと言えるでしょう。しかし、それは同時に、時代や立場、商業的な要請によって変動していった、流動的なタームであったこともあり、環境音楽の全貌を把握することは容易ではありません。

この度、MIMINOIMIは、環境音楽が80年代に示していた拡散性・可能性を現代に翻案することを試みます。その際に重要なキーワードが、我々を取り囲み、我々がその一部にもなっている「環境」であり、「環境」と隣接して考えれるエコロジーであると言えるでしょう。それは、今現在、我々が直面しているさまざまな環境変動や環境危機を前にして、避けては通れない重要な対象となっているからです。

日本で行われてきたサウンドスケープの考え方を応用した試みの紹介、他生物と音楽の関係性についてのレクチャー、即興パフォーマンスやアンビエント・ミュージックコンサート、食と音楽のコラボレーション企画等、このイベントでは様々なプログラムが予定されています。それらの活動を通し、環境を、概念的なレベルだけでなく、感覚的に実感を持って捉えるための実践、実験が行われる予定です。

MIMINOIMI -Ambient / Week-が、我々と共にありながら、遠くにある全ての存在を取り囲んでいる環境、自明なものであると共に謎を抱え込んだ存在である環境、自分自身でありつつも他者でもある環境、これら多様な側面を持つ環境に対し、耳を澄まし、少し立ち止まり、再考したり、今までとは違った感覚を感じ取っていく契機になることを主催者は願っています。

<新型 コロナウイルス等感染症予防および拡散防止対策について>
  • 発熱、咳、くしゃみ、全身痛、下痢などの症状がある場合は、必ずご来場の前に医療機関にご相談いただき、指示に従って指定の医療機関にて受診してください。
  • 手洗い、うがいの励行をお願いいたします。
  • お客様入場口に消毒用アルコールの設置を致します。十分な感染対策にご協力ください。

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