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SCHEDULE

スケジュール

05/07
TUE

MIMINOIMI – Ambient / Week- DAY2 “生物と音・音楽”

ACT : 小沼純一、M集会、鳥越けい子、乾針
OPEN/START
18:30/19:00
LINE UP
小沼純一、M集会、鳥越けい子、乾針
TICKET
前売¥4,000
当日¥5,000
入場時1ドリンク700円
Peatix

「生物と音・音楽」と題された2日目には、文化批評家小沼純一氏をお招きします。武満徹、ミニマル・ミュージックなどを論じながらも、音を起点として様々な芸術分野を越境し批評してきた小沼氏は、近年、他の生物と人間との関係性の中で、音や音楽がどのように存在してきたかを研究しており、今回はその研究内容の一端を紹介いただきます。

小沼氏のトークに加え、野球場や山の中、押入など、特殊空間を使い、パフォーマンス要素が強い即興演奏を繰り広げてきたM集会が、滋賀県のカエルの鳴き声を楽譜として即興演奏を行います。更に、独自の感性で実験的な音楽をセレクトするDJの乾針が、コンセプトに合わせた音源を使い、特別なミックスを披露します。

なお、特別ゲストとして、初日にメインスピーカーとして登場した鳥越氏が、小沼氏のレクチャーに応答する形で対話を繰り広げます。

 

通し券

全日程に来場可能な通し券を発売します。下記Peatixページにてお買い求めください。
※購入されたチケットのキャンセルは理由の如何を問わずお受けできません。

Peatix

  • 限定5枚 ¥12,000-
  • 7日間のイベント、全てに参加できます。
  • ​整理番号は、各日販売よりも前の扱いとなります。
  • 入場時にドリンク代(700円)が必要です。
  • 5/12のイベントは予約が必要です(入場料はかかりません)。
  • 5/12のイベントは入場時にドリンク代以外にフード代(カカオ)がかかります。
  • 開催時刻、出演者等は各日イベントサイトでご確認ください。

上記リンクから購入できる1日券に加え、全日程に来場可能な通し券も発売します。各イベントのPeatixにてお買い求めください。
※購入されたチケットのキャンセルは理由の如何を問わずお受けできません

 

小沼純一

音楽を中心にしながら、文学、映画など他分野と音とのかかわりを探る批評を展開。現在、早稲田大学文学学術院教授。音楽・文芸批評家。音楽系著作に『小沼純一作曲論集成』『武満徹逍遥』『バカラック、ルグラン、ジョビン 愛すべき音楽家たちの贈り物』『ミニマル・ミュージック その展開と思考』『魅せられた身体 旅する音楽家コリン・マクフィーとその時代』『映画に耳を』『音楽に自然を聴く』『本を弾く』他。創作に『sotto』『しっぽがない』『ふりかえる日、日』『しかが』ほか。編著に『武満徹エッセイ選』『高橋悠治対談選』『ジョン・ケージ著作選』『柴田南雄著作集』ほか。

 

M集会

M集会は、多様な音楽の形式・楽器・舞台形態をコラージュし、ときには音楽の形式を超えた振る舞いからも引用をおこなうことによって、独自の音楽形式を模索しつつ、音を奏でる身体どうしの(またそれをとりまく環境との)協働のあり方を問うことをテーマとした音楽グループである。
2018年:金沢を拠点に活動を開始。
2019年:台湾を舞台に演奏機材をバックパックに詰めて宛なき演奏の旅を行う「M集会台湾巡演」を行う。
2020年:野球ドームの競技空間を舞台に記録行為も含めて即興演奏を行う映像作品「たまごのゆめ」を制作。
2021年:とある雑居ビルにて複数の演奏を同期再生する映像インスタレーション「忙中閑有」を発表。

 

鳥越けい子

 

乾針

 

2024年5月、MIMINOIMI – Ambient / Week- 第2弾を開催

MIMINOIMI

2023年に実施された都市型フェスティバルMIMINOIMI -Ambient / Week-において、日本におけるアンビエントを多角的に検証したMIMINOIMIは、2024年5月、環境音楽というヒントを出発点として、激変を続ける我々を取り巻く世界を聞き、考えていくため、同イベント第2弾として、MIMINOIMI Ambient / Week “Environmental mood”を開催します。

環境音を用いたり、シンプルなメロディーや曲構成により知られる環境音楽は、アンビエントミュージックの日本版と捉えられることも多いですが、80年代当初には、サウンドスケープ、サウンドアート、サウンドデザイン、サウンドエデュケーション・スタディーズなどの多様な領域を包含する、広がりのある実践であったと言えるでしょう。しかし、それは同時に、時代や立場、商業的な要請によって変動していった、流動的なタームであったこともあり、環境音楽の全貌を把握することは容易ではありません。

この度、MIMINOIMIは、環境音楽が80年代に示していた拡散性・可能性を現代に翻案することを試みます。その際に重要なキーワードが、我々を取り囲み、我々がその一部にもなっている「環境」であり、「環境」と隣接して考えれるエコロジーであると言えるでしょう。それは、今現在、我々が直面しているさまざまな環境変動や環境危機を前にして、避けては通れない重要な対象となっているからです。

日本で行われてきたサウンドスケープの考え方を応用した試みの紹介、他生物と音楽の関係性についてのレクチャー、即興パフォーマンスやアンビエント・ミュージックコンサート、食と音楽のコラボレーション企画等、このイベントでは様々なプログラムが予定されています。それらの活動を通し、環境を、概念的なレベルだけでなく、感覚的に実感を持って捉えるための実践、実験が行われる予定です。

MIMINOIMI -Ambient / Week-が、我々と共にありながら、遠くにある全ての存在を取り囲んでいる環境、自明なものであると共に謎を抱え込んだ存在である環境、自分自身でありつつも他者でもある環境、これら多様な側面を持つ環境に対し、耳を澄まし、少し立ち止まり、再考したり、今までとは違った感覚を感じ取っていく契機になることを主催者は願っています。

<新型 コロナウイルス等感染症予防および拡散防止対策について>
  • 発熱、咳、くしゃみ、全身痛、下痢などの症状がある場合は、必ずご来場の前に医療機関にご相談いただき、指示に従って指定の医療機関にて受診してください。
  • 手洗い、うがいの励行をお願いいたします。
  • お客様入場口に消毒用アルコールの設置を致します。十分な感染対策にご協力ください。

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