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05/11
SAT

MIMINOIMI – Ambient / Week- DAY6 ”環境を観察し、共に奏でる-フィールドレコーディングの実践”

ACT : 柳沢英輔、Ken Ikeda、畠中実
OPEN/START
18:30/19:00
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柳沢英輔、Ken Ikeda、畠中実
TICKET
前売¥4.000
当日¥5,000
入場時1ドリンク700円
Peatix

この日は書籍「フィールドレコーディング入門」にてフィールドレコーディングという行為を社会に広く紹介した柳沢英輔氏が、NTTインターコミュニケーション・センター(ICC)のキュレーターである畠中実氏と対談を行います。この日のトークは、柳沢氏が直近で発表する新作を出発点として、フィールドレコーディングという行為を深く考えていく上で、様々なヒントが詰まったものになるでしょう。また、トークと共に、即興演奏家であるKen Ikeda氏と柳沢氏の特別な即興ライブセットも予定されています。

通し券について

全日程に来場可能な通し券を発売します。Peatixにてお買い求めください。
※購入されたチケットのキャンセルは理由の如何を問わずお受けできません。

Peatix

  • 限定5枚 ¥12,000-
  • 7日間のイベント、全てに参加できます。
  • ​整理番号は、各日販売よりも前の扱いとなります。
  • 入場時にドリンク代(700円)が必要です。
  • 5/12のイベントは予約が必要です(入場料はかかりません)。
  • 5/12のイベントは入場時にドリンク代以外にフード代(カカオ)がかかります。
  • 開催時刻、出演者等は各日イベントサイトでご確認ください。

 

柳沢英輔

東京都生まれ。音文化研究者、フィールド録音作家。京都大学大学院アジア·アフリカ地域
研究研究科修了。博士(地域研究)。現在、日本学術振興会特別研究員RPD。主な研究対象
はベトナム中部高原の少数民族が継承する金属打楽器ゴングをめぐる音の文化。フィール
ドのさまざまな音に焦点を当てた録音·映像作品を制作し、国内外のレーベルや映画祭など
で作品を発表している。主な著書に『ベトナムの大地にゴングが響く』(灯光舎、2019年、
第37回田邉尚雄賞)、『フィールド·レコーディング入門―響きのなかで世界と出会う』
(フィルムアート社、2022年、第1回音楽本大賞·読者賞)など。
https://eisukeyanagisawa.com

 

Ken Ikeda

即興電子音楽家、作曲家。
FMサイン波に独特な加工を施しながら織物のように繋げ、縫い合わせことによって電子音の粒子そのものを
即興的に摘出し、その立ち上がりと消えゆく瞬間に聴き手の「内的原風景」の揺らぎ、減衰、失跡を追体験さ
せると同時に、近代音楽の底に沈む儀礼的な霊性、身体性、野蛮さの再発掘を試みる。
過去に6枚のソロアルバム、そして、David Toop, Eddie Prevost, John Russell 、Carl Stone、等との
コラボレーションアルバム、また、杉本博司、横尾忠則、森万里子、田中泯、コムアイ、David Lynch等、
現代美術やモダンダンスのサウンドトラックも数多く手がけている。

 

畠中実

1968年生まれ。NTTインターコミュニケーション・センター[ICC]主任学芸員/学芸課長。 2000年の「サウンド・アート―― 音というメディア」展以降、「サウンディング・スペース」(2003年)、「サイレント・ダイアローグ」(2007年)、「みえないちから」(2010年)、「坂本龍一 with 高谷史郎|設置音楽2 IS YOUR TIME」(2017年)など、多くの展覧会を手がける。近年の展覧会は、企画展「多層世界とリアリティのよりどころ」(2022年)、「ICCアニュアル2023 ものごとのかたち」(2023年)、「坂本龍一トリビュート展 音楽/アート/メディア」(2023年)。

 

 

2024年5月、MIMINOIMI – Ambient / Week- 第2弾を開催

MIMINOIMI

2023年に実施された都市型フェスティバルMIMINOIMI -Ambient / Week-において、日本におけるアンビエントを多角的に検証したMIMINOIMIは、2024年5月、環境音楽というヒントを出発点として、激変を続ける我々を取り巻く世界を聞き、考えていくため、同イベント第2弾として、MIMINOIMI Ambient / Week “Environmental mood”を開催します。

環境音を用いたり、シンプルなメロディーや曲構成により知られる環境音楽は、アンビエントミュージックの日本版と捉えられることも多いですが、80年代当初には、サウンドスケープ、サウンドアート、サウンドデザイン、サウンドエデュケーション・スタディーズなどの多様な領域を包含する、広がりのある実践であったと言えるでしょう。しかし、それは同時に、時代や立場、商業的な要請によって変動していった、流動的なタームであったこともあり、環境音楽の全貌を把握することは容易ではありません。

この度、MIMINOIMIは、環境音楽が80年代に示していた拡散性・可能性を現代に翻案することを試みます。その際に重要なキーワードが、我々を取り囲み、我々がその一部にもなっている「環境」であり、「環境」と隣接して考えれるエコロジーであると言えるでしょう。それは、今現在、我々が直面しているさまざまな環境変動や環境危機を前にして、避けては通れない重要な対象となっているからです。

日本で行われてきたサウンドスケープの考え方を応用した試みの紹介、他生物と音楽の関係性についてのレクチャー、即興パフォーマンスやアンビエント・ミュージックコンサート、食と音楽のコラボレーション企画等、このイベントでは様々なプログラムが予定されています。それらの活動を通し、環境を、概念的なレベルだけでなく、感覚的に実感を持って捉えるための実践、実験が行われる予定です。

MIMINOIMI -Ambient / Week-が、我々と共にありながら、遠くにある全ての存在を取り囲んでいる環境、自明なものであると共に謎を抱え込んだ存在である環境、自分自身でありつつも他者でもある環境、これら多様な側面を持つ環境に対し、耳を澄まし、少し立ち止まり、再考したり、今までとは違った感覚を感じ取っていく契機になることを主催者は願っています。

<新型 コロナウイルス等感染症予防および拡散防止対策について>
  • 発熱、咳、くしゃみ、全身痛、下痢などの症状がある場合は、必ずご来場の前に医療機関にご相談いただき、指示に従って指定の医療機関にて受診してください。
  • 手洗い、うがいの励行をお願いいたします。
  • お客様入場口に消毒用アルコールの設置を致します。十分な感染対策にご協力ください。

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