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05/12
SUN

MIMINOIMI – Ambient / Week- DAY7 “カカオ・パーティー”

ACT : Yumiko Morioka、田口愛、Chee Shimizu、FeLid × Yengo
OPEN/START
16:30/17:00
LINE UP
Yumiko Morioka、田口愛、Chee Shimizu、FeLid × Yengo
TICKET
前売¥5,000
入場時1ドリンク700円
Peatix

最後の日となる12日は、作曲家、アンビエントアーティスト、チョコラティエなど様々な顔をもつYumiko Morioka氏によるカカオを主題とした「カカオパーティー」です。この日はMorioka氏のガイドにより、珍しい高純度のカカオドリンクを飲んだり、Morioka氏のライブが予定されています。更に、特別ゲストとして、社会起業家としてガーナでカカオ農園を経営する田口愛氏に登壇いただき、Morioka氏と対談を繰り広げます。また、MIMINOIMIメンバーであるFeLidが、アンビエント即興バンドにて演奏を披露します。最後に、この日とフェスティバルの1週間の締めくくりとして、長年刺激的なダンスミュージックや実験音楽を紹介し続けているChee Shimizu氏がDJを披露します。

この日のプログラムは、我々の身近にある食というキーワードを始点として、音と食との関係性を考え、我々が日々消費している食べ物がどこから来るのかということに対して、想像力を活性化させる為の実践となるでしょう。

 

Yumiko Morioka

幼少期からピアノをはじめ、来日中のアメリカ人のピアニストに才能を見出され高校1年からアメリカに留学。そのままサンフランシスコ音楽院に進学し、大学を主席で卒業。大学在学時にはミニマリズムの作曲家John Adamsに師事する。宮下智名義で1980年に田原俊彦の「はっとしてGOOD」を作曲し、日本レコード大賞最優秀新人賞を受賞。1987年にファースト・ソロアルバム「余韻:レゾナンス」を伊藤詳が主催するレーベル「GREEN&WATER」から発表。1990年、Synergetic Voice Orchestra名義でワールドミュージックのアルバム「MIOS」を発表、さらに90年代にはCulturemix名義で2作品を発表し、94年にアメリカに渡り、チョコラティエに転身。現在はチョコレートトリュフ専門店世田谷トリュフのオーナー。2020年に「余韻:レゾナンス」がイギリスMétron Recordsから再発され、再評価が急速に進んでいる。

 

田口愛

Mpraeso合同会社CEO
MAAHA CHOCOLATE代表
幼少期よりチョコレートに惹かれ、カカオ農家に会いに19歳の時にアフリカ・ガーナへ渡航。現地の魅力と課題に気付かされる。
その後カカオ農家の人々にチョコの味と作り方を伝える活動を始め、現在はガーナにチョコレート工場建設を進め、稼働している。2021年に「境界線を溶かすチョコレート」をコンセプトにMAAHA CHOCOLATEを立ち上げ、現在百貨店販売・コラボ商品製造等、幅広く活動している。

 

Chee Shimizu

日本におけるクラブ・カルチャー黎明期の90年代初頭より活動を開始。トランス、テクノ、ハウス、ディスコと変遷を続け、現在はダンス・ミュージックからアンビエント、リスニング、エクスペリメンタルまで幅広いジャンルを網羅するフリースタイルを展開、国内外で長きにわたり活動を続ける。選曲家、文筆家、プロデューサー、レコード・ショップ/レコード・レーベル主宰など、音楽旅先案内人としても多彩な仕事に従事し、リミックス/リエディット・ワークも多数こなす。昨今は即興音楽家とのライブ・セッションにも取り組んでおり、LAのESP InstituteからChee Shimizu + miku-mari名義でのアルバムを2021年2月にリリース。同年10月にリリースされたスイス人ギタリストPablo Colorの最新アルバムに同ユニットによるリミックスが収録された。著書に『obscure sound 桃源郷的音盤640選』『OBSCURE SOUND REVISED EDITION』。

 

FeLid

日常で収集した音や音楽を特段ルールは設けず組み合わせたり、壊したり、無ければ手持ち
の楽器や機材で音を作り、それらを様々な現場でDJ、あるいはライブで演奏しながら、トラ
イアンドエラーを繰り返すことで、自分自身の音楽を探求中。
昨年2021年は、その過程で完成したINという自分自身の内面に焦点をあてた10トラック30分
のアルバムを自主レーベルC ENTR A Lよりリリース。

FeLid – IN (snippet)

 

Yengo

電子音、環境音、ノイズ、生活音、人声、鳴き声、水音、雑踏etc…幾多のサンプルをコラージュし越境的な音像( ˊ̱˂˃ˋ̱ )を生成するあらゆる音声が(社会的規範はあれど)参照/利用可能となり、ジャンルという概念の抽象化が進む今日のイデアを具象化するサウンド( ◠‿◠ )アーティスト
近年では道玄坂上で磁場となっているmusic bar 渋谷Tangleの店主であり、DJとしての活動も多岐に渡るMichaelとULTRA TWOを結成( ´∀`)

■sound
→2023.01 Remix 1(BC only)
→2024.01 sweet sounder#1(ULTRA TWO)
→2024.01 う宙(天国?かもしれない…remix)(BC only)
※for the 1st Album “In the Crack of Number,Breeze kids Stepping
by dukkha & Paul.U
→2024.03 Live(excerpt/edit)(BC only)

■exhibition/event
→2023.03 「ゆるむ 間 交わる 外」「loose space mix out」
at 平山郁夫シルクロード美術館
→2023.10「動/静の音・点」at 寂静庵(鎌倉)
→2023.12「phenomenon(現象)vol.0」at 地底(大塚)
→2024.04「動/静の音・波」at みなとや(横堀海岸)

 

2024年5月、MIMINOIMI – Ambient / Week- 第2弾を開催

MIMINOIMI

2023年に実施された都市型フェスティバルMIMINOIMI -Ambient / Week-において、日本におけるアンビエントを多角的に検証したMIMINOIMIは、2024年5月、環境音楽というヒントを出発点として、激変を続ける我々を取り巻く世界を聞き、考えていくため、同イベント第2弾として、MIMINOIMI Ambient / Week “Environmental mood”を開催します。

環境音を用いたり、シンプルなメロディーや曲構成により知られる環境音楽は、アンビエントミュージックの日本版と捉えられることも多いですが、80年代当初には、サウンドスケープ、サウンドアート、サウンドデザイン、サウンドエデュケーション・スタディーズなどの多様な領域を包含する、広がりのある実践であったと言えるでしょう。しかし、それは同時に、時代や立場、商業的な要請によって変動していった、流動的なタームであったこともあり、環境音楽の全貌を把握することは容易ではありません。

この度、MIMINOIMIは、環境音楽が80年代に示していた拡散性・可能性を現代に翻案することを試みます。その際に重要なキーワードが、我々を取り囲み、我々がその一部にもなっている「環境」であり、「環境」と隣接して考えれるエコロジーであると言えるでしょう。それは、今現在、我々が直面しているさまざまな環境変動や環境危機を前にして、避けては通れない重要な対象となっているからです。

日本で行われてきたサウンドスケープの考え方を応用した試みの紹介、他生物と音楽の関係性についてのレクチャー、即興パフォーマンスやアンビエント・ミュージックコンサート、食と音楽のコラボレーション企画等、このイベントでは様々なプログラムが予定されています。それらの活動を通し、環境を、概念的なレベルだけでなく、感覚的に実感を持って捉えるための実践、実験が行われる予定です。

MIMINOIMI -Ambient / Week-が、我々と共にありながら、遠くにある全ての存在を取り囲んでいる環境、自明なものであると共に謎を抱え込んだ存在である環境、自分自身でありつつも他者でもある環境、これら多様な側面を持つ環境に対し、耳を澄まし、少し立ち止まり、再考したり、今までとは違った感覚を感じ取っていく契機になることを主催者は願っています。

<新型 コロナウイルス等感染症予防および拡散防止対策について>
  • 発熱、咳、くしゃみ、全身痛、下痢などの症状がある場合は、必ずご来場の前に医療機関にご相談いただき、指示に従って指定の医療機関にて受診してください。
  • 手洗い、うがいの励行をお願いいたします。
  • お客様入場口に消毒用アルコールの設置を致します。十分な感染対策にご協力ください。

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