<WORKSHOP / TALK>
田中直子

<LIVE>
sawako

「MIMINOIMI – Ambient / Week -」の幕開けとして、80年代よりサウンドスケープ研究分野で活躍し、環境音楽についての画期的な書籍である『波の記譜法』（時事通信社）の編著者の一人でもある田中直子氏をお招きし、フェスティバルのメイン会場となるPOLARIS tokyoがある神田付近を歩くサウンドスケープ・ワークショップと、音響作家のsawako氏をお招きしたライブを実施します。

参加者の皆様は、街の中で耳を開いたり澄ましたりする中で発見される新鮮な感覚が体験できると共に、80年代に神田のサウンドスケープ研究に携わった田中直子氏による歴史的な観点からのサウンドスケープのレクチャーを通じて、音と記憶、まちに堆積した不可視の「時の地層」についても学ぶことができます。

そして、当日参加者の皆様と共にワークショップを体験したsawako氏による特別なライブセットが披露され、様々な形で音を体験、認識、思考することができるイベントが期待されます。

• 開始時間：16時予定
• 集合：地下鉄千代田線　新御茶ノ水駅B1出口
  新御茶ノ水ビルディング・インフォメーションマップ前
  （JR御茶ノ水駅 聖橋口（工事中臨時改札）より左へ50m　茗渓通りを渡る）
  ＊15:50までにお集まり頂き、受付をお済ませ下さい。
• 持ち物・服装：残暑が予想される中、1時間半余り 歩き廻ります。
  歩きやすい靴で、飲み物、帽子お忘れなく。他に筆記用具、雨天時は傘の他レインコート等雨具
  ＊両手が空くように、荷物はデイパック等で
• 出演者：田中 直子、sawako
• 入場料：事前申込のみ5,000円(+1D)　＊ドリンクは会場入場時にお支払いいただきます。
• 参加人数：30人限定
• 申込先：Peatixからお申し込みください

プログラム概要

• • 田中直子さんによるサウンドスケープワークショップ（神田の特定の場所からライブ会場となるPOLARIS tokyoまで歩きます）
  • sawakoさんのライブ
  • 田中直子さんによる神田サウンドスケープ・レクチャー

合計4時間程度のプログラムになります。

田中直子

田中直子（つながりSoundscape-Art）
東京藝術大学音楽学部・大学院にて環境音楽・サウンドアート・サウンドスケープ等を研究。
サウンドスケープの提唱者マリー・シェ―ファーの主著『世界の調律』の共訳に携わり、地域の五感資源の発掘・共有を通じた内発的なまちづくり等、国・自治体等の公園・文化施設・地域及び環境計画・市民啓発事業等を計画・実施してきた。水琴窟を始めとする日本の音文化や、環境に拓く音・音楽の在り方も探究している。
現在、五感回想法・五感歳時記講座も含めた感性ワークショップスクール「オトヅレ」を主宰し、「三宝寺池sense of wonderさんぽ」を毎月開催。森や里山でのWSとコラボしたLIVE、「闇をきく」など専門家とのコラボWSも実施。

sawako

音響作家、signal alchemist。
デジタル技術を用いながらオーガニックで瑞々しい世界感を紡ぐsawakoの作品は、これまでに英国のWire誌や米国のNYArt誌などにとりあげられてきた。日常の小さな断片をきりとり、フィールドレコーディングや電子音が織りなす、様々な情景のうつろう懐かしくて少し切ない凛とした空気感を紡ぐ。12kなどから通算6枚のソロアルバムをリリース、Patagonia社製作の木についてのドキュメンタリー「Treelines」などに楽曲が使用され、2021年のアースデイにはAesopのためにプレイリストを制作。SonarフェスティバルやP.S.1/MoMAなど世界各地でパフォーマンスを展開。
http://www.troncolon.com

主催 : MIMINOIMI
イベント概要 : https://www.miminoimi.me/

POLARIS tokyoで、1週間連続アンビエント・ミュージック企画、「MIMINOIMI – Ambient / Week -」を開催。