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09/24
SUN

MIMINOIMI – Ambient / Week – DAY7 “ギターとアンビエント”【LIVE / TALK】

ACT : 岡田拓郎,飛田雅弘,Chihei Hatakeyama,細田成嗣
OPEN/START
16:00/16:30
LINE UP
岡田拓郎,飛田雅弘,Chihei Hatakeyama,細田成嗣
TICKET
前売 ¥4,500+1ドリンク
当日 ¥5,000+1ドリンク
チケットは Peatix からご予約ください。

<LIVE>
岡田拓郎
飛田雅弘
Chihei Hatakeyama

<TALK>
細田成嗣
岡田拓郎

<BGM Selector>
TOMC

MIMINOIMI – Ambient / Week -最終日は「ギターとアンビエント」をテーマとし、Chihei Hatakeyama、岡田拓郎、飛田雅弘の3名のギタリストを迎え開催されます。ギターを、(一般的に)アンビエントと言われている音楽の視点から捉えた際に、それが非常に重要な役割を果たしていることが明らかになるでしょう。

そもそも、Brian Enoがアンビエント・シリーズを始める前に取り組んでいたのがKing CrimsonのギタリストRobert Frippとの共作であり、ギター音が使われたHarmoniaやClusterとの共作でした。これらの作品では、後のEnoのアンビエント・シリーズの音響的な質感が示唆されていると共に、そこには収まりきらない様々な方面に拡散していくギターの音の魅力を体験することができます。そして、後に登場したシューゲイザーやポストロックなどのギターミュージックを考えても、アンビエント的な雰囲気を携えながら、それを超越するような音の存在感がギターにより提示されているとも言えます。

他方、Andrew Chalk、Rafael Toralなどの音楽において、ギターは非常に重要な位置付けを持っています。彼らの音楽が現代アンビエントの一つのルーツであると仮定すると、ギターはアンビエントの中心にあった(ある)とも言えますし、前述したことを念頭におけばギターはアンビエントが拡散していく際に重要な起点となったとも考えられるのではないでしょうか。

現代のギターアンビエントの中心的なアーティストであるChihei Hatakeyama、ジャズとアンビエントの交差点にてアンビエントを拡張している岡田拓郎、ポストハードコアバンドenvyにて活動後、ギター即興の可能性を探索する飛田雅弘が出演する最終日が、これからのアンビエントをギターという側面から「問う」上で一つの良い機会になることを主催者は願っています。

なお、ライブ終了後に音楽批評家の細田成嗣と岡田拓郎によるトークが予定されています。また、「ギターとアンビエント」というテーマで当日の会場BGMを担当するのはプロデューサー、文筆家として活躍するTOMCです。

 

Chihei Hatakeyama

Chihei Hatakeyamaとして2006年にKrankyより、ファーストアル バムをリリース。以後Room40, Home Normal, Own Records, Under The Spire, hibernate, Students Of Decayなど世界中のレ ーベルから現在にいたるまで多数の作品を発表。デジタルとアナ ログの機材を駆使したサウンドが構築する美しいアンビエント・ド ローン作品が特徴。

ヨーロッパ、オーストラリア、アメリカ、韓国な ど世界中でツアーを敢行し、To Rococo Rot, Tim Heckerなどと 共演。

映画音楽では、松村浩行監督作品『TOCHKA』の環境音を 使用したCD作品「The Secret distance of TOCHKA」を発表。第 86回アカデミー賞<長編ドキュメンタリー部門>にノミネートさ れた篠原有司男を描いたザカリー・ハインザーリング監督作品『 キューティー&ボクサー』(2013年)でも楽曲が使用された。

また NHKアニメワールド:プチプチ・アニメ『エんエんニコリ』の音楽を 担当している。

ソロ以外では伊達伯欣とエレクトロ・アコースティ ックデュオOpitopeとして、SPEKKから2枚のアルバムをリリース。 佐立努とのユニットLuis Nanookでは電子音と伝統的なフォーク サウンドが混ざり合う音楽世界で2枚のアルバムをリリース。 ASUNA、Hakobune等ともコラヴォレーションアルバムを発表。

 

飛田雅弘

飛田雅弘 / MASAHIRO TOBITA 1972年 茨城県ひたちなか市出身 東京都在住の音楽家・ギタリスト。

1992年の結成から1994年迄、ハードコアバンド”BLIND JUSTICE”に、1996年から2018年2月迄”envy”に在籍し、1997年の香港〜北京ツアーをはじめとして、アジア/欧州/北米でのツアーから大型フェス、DIYハウスショウやスクワッティングスペースでの演奏等、国内外問わず幅広い活動を行い、バンド在籍中には、3本のデモテープ・6枚のオリジナルスタジオアルバム・13枚の7′ epやミニアルバム・アナログレコード14枚組のボックスセットやDVD等を制作・リリースした。

現在、出自である音楽性の上に、音そのものの質感や空間での響きを意識するような、粒子の粗さと細やかさ、微音と轟音等、対となるものが同居するような視点から”吹雪の中で荒野を歩いているよう”等と評される独自の音像で、ギターを使った即興演奏を展開している。

 

岡田拓郎

 

細田成嗣

1989年生まれ。ライター/音楽批評。編著に『AA 五十年後のアルバート・アイラー』(カンパニー社、2021年)、主な論考に「即興音楽の新しい波──触れてみるための、あるいは考えはじめるためのディスク・ガイド」、「来たるべき「非在の音」に向けて──特殊音楽考、アジアン・ミーティング・フェスティバルでの体験から」など。国分寺M’sにて現代の即興音楽をテーマに据えたイベント・シリーズを企画/開催。

 

TOMC

TOMC (トムシー)

ビート&アンビエント・プロデューサー。
カナダ〈Inner Ocean Records〉、日本の〈Local Visions〉等から作品を発表。リリースごとに明確なコンセプトを掲げ、独自の波形編集で作り込まれたジャズ・ヒップホップやアンビエントの作品群で知られる。

2020年、EP『Lunar Maria』がiTunes国内ニューエイジ・アルバムチャート1位を獲得。2022年には楽曲「Honesty (feat. arcomoon)」がApple Music米国チャートでも83位を記録するなど、国内外でリスナー層を広げている。
2023年の最新アルバム『True Life』は ”2020年代のNujabes『Modal Soul』” と称され、音楽メディアSmall Music等が選ぶ年間ベストアルバム企画にも選出されている。

近年は長谷川時夫 (タージ・マハル旅行団) が結成した集団即興演奏コレクティブ〈Stone Music〉に参加。一方でハウスやディスコ〜R&BのDJとしても長いキャリアを持つなど、シーンの枠に捉われない活動を展開している。
メジャー/マイナーを問わず広範囲な音楽知識を活かし、サイゾー・Mikiki等ウェブ媒体や専門誌〜Kankyo Records・ディスクユニオン等レコード店への寄稿、J-WAVE等メディア出演も多数。

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主催 : MIMINOIMI
イベント概要 : https://www.miminoimi.me/

POLARIS tokyoで、1週間連続アンビエント・ミュージック企画、「MIMINOIMI – Ambient / Week -」を開催。

 神田のライブスペース POLARIS tokyo (https://polaristokyo.com/) にて、「MIMINOIMI -Ambient Week-」を開催いたします。7日間連続でアンビエント・ミュージックのライブやワークショップ、トークなどが行われます。

 いま世界から注目されている、日本のアンビエントシーンを多角的に考察・紹介するイベントとなっており、7日間、毎日イベントが開催されますので、気になる方は是非お越しください。

Twitter : https://twitter.com/MIMINOIMI_info
Instagram : https://www.instagram.com/miminoimi.info/

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